ホテル/商業施設
ヒルトン小樽
- 物件概要
- JR小樽築港駅前に広大な延床面積をもつショッピングコンプレックス「マイカル小樽」が展開し、その中核施設と位置づけられて誕生したホテルである。背後には小樽港マリーナを望むウォーターフロントに位置し、インターナショナルな現代性、リゾートに求められるカジュアル性、地域的な個性で観光客を楽しませることをテーマに設計された。
- アピールポイント
- サッシと躯体間に連続した断熱ラインをつくり高断熱性能を発揮する。
省エネ・省コストを重視した建物である。
サッシは12mmの空気層をもつ複層ガラスの高断熱タイプであり、サッシと躯体の断熱材が密着して一連の断熱ラインを形成し、性能を確保するディテールとなっている。客室は1.5 x 2.3mmの大型の窓が配され、省エネのもとに眺望を楽しませる開放的な空間となっている。
なお、PCa版先打ち込みサッシであり、ガラスプリセットによる工場シールとし、現場の省施工を図っている。