官公庁
上里町庁舎
- 物件概要
- 埼玉県北端の町であり、旧庁舎の隣接地に新築移転された。町民ホールとなるアトリウムは1面を多面体アールとして親しみ感をもたせた3面ガラスカーテンウォールであり、開かれた行政イメージの透視空間となっている。1階は情報公開と発信の場であり、中央上部には4階の議場が浮かんでいる。
- アピールポイント
- マイルドなカラーイメージで親しみ感を演出
アトリウムを包むカーテンウォールは外部にD300の庇を設け、L8600となる無目の補強材にスチールのフラットバー(2本のテンションロッドで吊っている)を使用し、横ラインを強調して広がり感をもたせている。また、北面は複層ガラス、南・東面は遮光膜をはさんだ合わせガラスである。
表面処理はマイルドなイメージの「複合皮膜・シルバー梨地調(*サングレイズ:ダイスマークをほとんど残さない)」が採用された。